みなさんこんにちは、まだ年末の旅の支度が出来てない管理課のTです。本日も東京は快晴続き。

 

 

 

さて・・・年末年始増える会食の席、お魚料理は生ものや煮物が多いです。焼き魚だって食べたいわ、ということで意表をついてししゃも。

 

 

↓ 扱いは干魚合物課、ししゃも担当のAさんに話を聞いてみました。

干魚合物課 売場、Aさん

 

ししゃもは漁獲できる期間は決まっていて10月から11月下旬までです、その間でも時期により特徴が変わります。

 

 

 

雌ですと、漁期初め10月頃のは脂が乗っていますが卵率(魚体における卵の率)が小さいです。

一方後半になると脂は落ちますが卵率が高くなるので子持シシャモ好きな人には11月下旬頃の雌はたまらない、という具合に色々です。

 

 

 

↓ こちらのししゃも、卵が一杯で干魚合物課Aさん曰くほれぼれするとのこと。

ししゃも

漁期が決まっているのに年中食べられるのは水揚げされたししゃもが冷凍されメーカーからその都度、加工、出荷されているからです。

上の写真のものは漁期真っ只中の11月後半に水揚げされ、加工されたもの。一度も凍結されずに生のまま加工された良いものです。

 

 

ししゃもと言えば子持ちが人気、といった印象がありますが、産地北海道の居酒屋では漁期始めの雄が人気だとか。

 

 

お正月のお魚料理は煮物や生が多いですが焼いたししゃもも良いと思います!